【惜別乗車】キハ183北斗グリーン車乗車記
昨年12月15日、JR北海道より衝撃的な発表がありました。
内容は、
「来年のダイヤ改正で北斗からキハ183を撤退させるよ」
これは...久しぶりに大きな衝撃を受けました。
薄々感じていたものの、気付かないふりをしていたというか、気付きたくなかったのか...
そう、まるで娘が結婚する時のように...(いやまだ子供いないですけど)
そのときにこれはもう乗りにいくしかないと思いましたがあれよあれよで撤退1か月前の2月末になってしまいましたがようやく乗りに行けましたのでその様子をレビューしていきたいと思います。
決戦の舞台は雪の函館駅。
雪の残るプラットホームは風情があって良いですよね。
函館に来るのもおよそ2年ぶりくらいです。
恐らくこれがお目にかかれるのも最後であろう北斗市札幌行きの字幕。
有りがたく保存。
乗車するのはもちろんグリーン車。
北斗のグリーンはハイデッカー仕様になっており高級感がありますよね。
たまらないこの座席。
キハ261や283のグリーンも豪華ですが個人的には革張りはあまり好きではないのです。
もう豪華の一言です。
ふんぞり返っても横に当たらないのが良いですね。
また、窓もハイデッカーということもあり天井の付近まで広がっているのもポイントが高いです。
そしてなんといってもこの国鉄感満載のプレート回りです。
喫煙/禁煙の切り替え板などはもう骨董品のレベルです。
やはり同時期に製造されただけあり共通している部分も多くあるようです。
そして国鉄といえこのくずもの入れです。
189系なともそうですがこれを見ると国鉄を思い出します(ちなみに産まれた時にはすでに国鉄は解体されていました)
そしてハイデッカーグリーンのもうひとつの名物といえばこの車内販売準備室ですよね。
食堂車の連結された列車に乗った記憶はほとんどありませんが、その残り香を感じることができる供食設備ですよね。
そんなかんなで最後の北斗の旅を楽しんでいたらあっというまに札幌に到着しました。
函館から4時間弱かかってはいますがとても楽しい時間でした。